【ライディング中でも崩れない！】女子ライダーが知っておきたい3つのメイク術

バイクに乗る女性にとって、メイクが崩れるのは大きな悩みですよね。
特に、長時間のツーリングや高速道路での移動中、風や汗、ヘルメットの摩擦でメイクがヨレたり、ファンデーションが剥げたりすることが多くあります。

「せっかくのメイクが台無しになるのは悲しい」
「写真を撮るときに崩れた顔を見られるのは嫌だ」
という声が多く聞かれます。また、調査によると、女性ライダーの約半数は「ライディング中のメイク崩れ」に悩んでいるんではないでしょうか。

そこで今回は、ライディング中でもメイクが崩れにくくなる方法を3つご紹介します。
この3つの方法を実践すれば、ヘルメットを脱いだときも美しいままのメイクをキープできますよ。

メイク術１：プライマーを使う

崩れにくいメイクを実現する方法の1つ目は、メイクのベースに「プライマー」を使うことです。

プライマーとは

化粧下地の中の一つで、毛穴や肌の凹凸、くすみなどの悩みをカバーしてくれるアイテムです。
後に塗るファンデーションがお肌の上でパーフェクトなパフォーマンスを発揮できるように、縁の下の力もちとして活躍するベースメイクには欠かせないアイテムです。

プライマーの活用

プライマーは肌の凹凸を整え、化粧のノリを良くする効果があります。
一般的に、プライマーを使用することで、メイクの持続時間は1.5倍以上に延びるとされています

具体的には、洗顔後にスキンケアをしたら、下地としてプライマーを薄く伸ばします。
そうすると、ファンデーションが長時間肌にしっかりと密着し、崩れにくくなります。
これは、プライマーが皮脂や汗を抑える役割を果たすからです。

実際に、ある女性ライダーの方が試してみたところ、「プライマーを使用した日は、1日中ファンデーションが崩れずに持ちました」と話していました。
ライディング中の風や汗にさらされても、メイクが崩れないのは嬉しいですね。

しかし、プライマーを塗りすぎると、肌に負担がかかったり、メイクがよれやすくなったりすることがあります。
そのため、肌の調子に合わせて適量を使用することが大切です。

乾燥肌のときは、保湿効果のあるプライマーを使うことで、肌がしっとりし、化粧の持ちが良くなります。
お試しあれ。

メイク術２：ウォータープルーフアイテムを選ぶ

崩れにくいメイクをするための2つ目の方法は、「ウォータープルーフのアイテム」を選ぶことです。

ウォータープルーフとは

水で落ちないということ。
肌などに塗ったら水や汗、涙などによって落ちにくいという機能のこと。
耐水性とも言います。

ウォータープルーフでしっかりキープ

ウォータープルーフは、汗や水に強く、長時間メイクをキープしてくれるアイテムです。
特に、アイライナーやマスカラ、ファンデーションをウォータープルーフにすると、目元のにじみや化粧の剥げを防ぐことができます。

例えば、ウォータープルーフのアイライナーを使った場合、一般的なアイライナーに比べてにじみにくさが約70%向上するそうです。

また、ウォータープルーフのマスカラは、通常のマスカラに比べて2倍以上の耐久性があるとも言われています。

実際に、ライディング中に汗をかいても、ウォータープルーフのアイテムを使うことで、メイクが崩れにくくなります。
これによって、目元の印象が変わらず、きれいに見せることができます。

ただし、ウォータープルーフアイテムは肌に負担がかかる場合がありますのでご注意を。
使用後は、しっかりとメイクを落とし、保湿することが重要ですよ。
メイクを落とす際には、専用のリムーバーを使うと、肌に優しく、きれいに落とすことができます。

湿度の高い夏や雨の日には、特にウォータープルーフアイテムが役立ちます。

メイク術３：セッティングスプレーで固定する

最後に紹介するメイク術は、「セッティングスプレーで固定する」ことです。

セッティングスプレーとは

メイク崩れ防止スプレー。
汗や皮脂、乾燥よるメイク崩れをおさえ、メイクを長持ちさせてくれるミスト状の化粧水のこと。
日本では“メイクキープスプレー”とも呼ばれて、今ではマスクを着用する際に欠かせないアイテムとして人気を集めています。

セッティングスプレーの効果

セッティングスプレーは、メイクの仕上げに使うことで、メイクを肌に固定し、化粧崩れを防ぎます。
セッティングスプレーを使用することで、メイクの持続時間は約16時間に延びるというデータもあります。

具体的には、メイクが完成したら、顔全体にセッティングスプレーを吹きかけます。
そうすると、メイクが長時間持続し、ヘルメットを脱いだときも化粧崩れを最小限に抑えることができます。これは、セッティングスプレーがメイクの表面に薄い膜を作り、外部の刺激から守ってくれるからです。

セッティングスプレーは、プライマーやウォータープルーフアイテムと組み合わせることで、より効果的にメイク崩れを防ぐことができます。
例えば、プライマーを下地に使い、ウォータープルーフのファンデーションを塗った後、セッティングスプレーで仕上げると、メイクがしっかりと固定され、崩れにくくなります。

ただし、スプレーの種類によっては、肌に合わない場合があるので、事前に試してみることをおすすめします。
敏感肌の方は、アルコールフリーのセッティングスプレーを選ぶと肌に優しく、安心して使用できます。

セッティングスプレーを使うことで、急な雨や風にも強くなります。

まとめ

ここまで、ライディング中でも崩れにくいメイク術を紹介してきました。バイクに乗るときは以下の方法を試してみてください。

1. プライマーを使う：化粧のノリと持ちを良くします。
2. ウォータープルーフアイテムを選ぶ：汗や水に強く、長時間キープします。
3. セッティングスプレーで固定する：メイクを肌に固定し、崩れにくくします。

これらの方法を実践することで、バイクを降りたときも美しいメイクをキープできると思います。
女子ライダーの皆さんが、ライディングをより楽しむためのお役に立てれば幸いです。