
毎度おなじみ、スマ☆ハピです!
皆さんはラブコメマンガの作品というと何を思い浮かべますか?
色々ありすぎて、迷っちゃいますよね。
今回はそんなラブコメ作品の代表格となりえる勢いを見せている話題作、
『僕の心のヤバイやつ』について紹介していきたいと思います!
私も本当に大好きな作品です!
「僕の心のヤバイやつ」作品情報
作品名:『僕の心のヤバイやつ』(ぼくのこころのヤバイやつ、英題:The Dangers in My Heart)
作者 :桜井のりお
掲載誌:マンガクロス
巻数 :既刊11巻(2024年12月現在)あらすじ
東京都目黒区洗足を舞台に、陰キャの中二病少年・市川京太郎と陽キャの美少女・山田杏奈の2人が織り成す恋模様を描いたラブコメディである。
市川京太郎は中二病を患う中学2年生で、日々殺人の妄想を繰り広げていた。彼は自分と対照的な同級生・山田杏奈から見下されていると思い込んでおり、特に彼女を殺したいと思っていた。
ある日、京太郎は山田が学校に食べ物を持ち込み、図書室で食べているのを目撃する。その後も山田は美少女のイメージとはかけ離れた言動をとり、京太郎はそんな彼女を放っておけなくなるが、その理由が分からず煩悶する。そんな折、体育の授業で山田が負傷するアクシデントが起こる。負傷に涙する山田を見ていた京太郎もいつしか泣いており、自分が山田に恋していることを自覚する。
著者紹介
桜井 のりお(さくらい のりお)は、日本の漫画家。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
埼玉県上尾市出身。
女性。
血液型はA型。
「僕の心のヤバイやつ」の実績

2020年 | みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2020 | 4位 |
2021年 | 次にくるマンガ大賞 2020 | 1位 |
2021年 | みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞 2021 | 1位 |
マンガ大賞2021では見事1位に輝いていますね!
アニメ化前からも注目されている作品で注目されていました。
それでは、「僕の心のヤバイやつ」の魅力について語っていきたいと思います。
若干のネタバレを含む可能性がありますので、ご容赦下さい。
「僕の心のヤバイやつ」の魅力

主要登場人物
- 市川京太郎(いちかわ きょうたろう)(陰キャ): 本作の主人公で、中二病が原因で社交的な苦手意識を抱えています。
でも意外にも行動力はあり、困っている人を助ける描写もあります。趣味は読書で勉強もできる男子中学生です。 - 山田杏奈(やまだ あんな)(陽キャ): 本作のヒロインであり、スクールカーストの最上位の陽キャ美少女。
でも肉食系!天然でマイペースの上、かなりの食い意地があります。校内でのお菓子持ち込みは当たり前です。
キャラクターの魅力
キャラクターの魅力はなんといってもコミ症で陰キャな主人公:市川と陽キャな人気者:山田の二人。
正反対の二人が段々と惹かれあっていく様子が甘酸っぱくて最高に胸がキュンキュンしてきます。
山田の予想外すぎる行動や言動がいつも市川を一喜一憂させていきます。
読んでいて、共感する部分も多く自分の中学生時代のピュアな恋愛を思い出させてくれます。
そのほかに、小林 ちひろ(こばやし ちひろ)(通称:ばやしこ)・関根 萌子(せきね もえこ)(通称:もえ)・吉田 芹那(よしだ せりな)(通称:にゃあ)など一癖も二癖もある個性豊かな登場人物が「僕の心のヤバイやつ」の面白さとキュンキュンを倍増させます。
アニメ化する程の魅力とは

2024年1月から始まった「僕の心のヤバイやつ」の第2期、もう楽しみましたか?
マンガ・アニメファンとして、私は原作愛を胸に、毎回2人の焦ったい関係に夢中になっていました。
もともと「萌えラブコメ」の鏡と言えるほど注目を浴びていましたが、アニメになってからその魅力がさらに引き立ってましたね。
まず、市川という漢らしくもあり愛らしいキャラクター。
私の主観で申し訳ないですが、ヒロイン枠!
授業の合間に妄想三昧、同級生をちょっと馬鹿にするような行動で、ちょっとクセのある彼ですが、それこそが魅力的な要素をかもし出しています。
市川がちょっと風変わりな性格を持ちながらも、学園のヒロインの山田に恋をする展開には、突拍子はあるものの心躍るものがあります。
自虐的でニヒルな生活を送ってきた市川が、戸惑いつつも自分(イケメン)との対話と山田の恋心に向き合っていく姿勢は、胸がキュンとなりますね。
そして、市川の愛くるしい一面やかっこいい瞬間に触れるたび、新しい京ちゃんを発見できます。
急接近する二人の行動や愛くるしい表情の数々、萌えポイント満載です!
アニメの映像化によって、これらの要素がより鮮やかに表現され、私たちファンに興奮と感動を届けてくれてました。
市川と山田って、似た者同士?

市川と山田、まるで正反対の2人がなぜ惹かれ合うのか、それが本作の魅力のひとつ。
山田は容姿端麗でモデルも務め、人気者。でも肉食系!対照的に、京太郎は中二病かつ一人を好んでクラスでは浮いている存在。
二人の相反するキャラが引き合う理由は、実はお互いの「周囲の人たちを気にする性格」が共通点なのかなって感じます。
二人が抱える自意識過剰な部分が、この恋愛を特別なものにしている読み進めるごとに感じられるはずです。
エピソードを追うごとに、山田の友達に配慮する場面や、市川が実はクラスメイトをよく観察している描写など、二人の人柄が魅力的に浮かび上がっています。
小林ちひろ(ばやしこ)・関根 萌子(もえ)とのエピソードや、怪我をした山田を気遣う場面からも、市川の遠慮深い一面が垣間見えます。
市川と山田、お互いに惹かれながらも、なかなか一歩踏み出せない様子は焦ったさを通り越してニヤニヤしてきます。
市川の山田の印象は高嶺の花で、羨ましい存在である一方で自分には関係ない存在と感じながらも、彼女の人間らしい一面に惹かれ、山田に恋していると自覚していく様子は応援したくなるほど純粋な気持ちにさせてくれます。
そして、桜井先生が指摘するように、中学生の初恋は感情の境目が曖昧で、自覚とタイミングがズレているのが魅力の一端とも言えます。
不器用ながらも、相手を思いやる気持ちが描写からも伝わってきます。
山田もそれを理解し、市川の内面に引かれていく。
2人の関係は、傷つきながらもお互いを理解し合い、進んでいく様子が、心温まります。
読者もその純粋な感情に引き込まれ、二人の成長と絆に胸を打たれること間違いなしです。
市川と山田のお互いの感情

市川と山田の、心の距離が徐々に近付いていくシーンや、イベント毎の内容が笑え、特には感動します。
自転車の二人乗りの時、卒業式の送辞の時も、保健室のシーンも、クリスマスの時も。
話を重ねるに連れて、二人の関係が徐々に変わっていく様子が、ナチュラルで丁寧に描かれていてどんどんと二人にハマっていきます。
思春期の二人の恋愛がどんな形で進んでいくのかが見所の一つだと思います。
まとめ

この物語を読むと、ついつい考えちゃうんです。
私も市川のように、相手のことを真剣に考えて優しくできているのかな?
それとも山田のように、相手の心を敏感に感じ取れているのかな?
善意で行動したつもりが逆に迷惑になってしまったり、相手を深く理解せずに誤解してしまうこと現実でもありますよね。
でも、そうした間違いや傷つきながらも、市川や山田のように触れ合い時にはぶつかり合いながらも相手を思いやる気持ちが素直な気持ちにさせてくれます。
最後に、「僕の心のヤバイやつ」はさらなる魅力がたくさん広がっていくことでしょう。
山田もまた魅力的なキャラクターで、脇役たちのエピソードも含めて、多彩な要素が描かれています。
この作品は笑いあり、涙ありの心温まるストーリーで、私たちを楽しませてくれることでしょう。
アニメも原作も素晴らしい点が盛りだくさんなので、気になった方はどちらも最後まで追いかけてほしいです。
まだまだ、市川と山田のキュンキュンする展開は読者の想像の斜め上をいくはずです!
笑いと感動のバランスが絶妙なこの物語、是非一度読んでみてください。
その価値は十二分にあります。
きっと、あなたもその魅力に引き込まれた一人になるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
これからも一緒におもしろい作品を紹介していきますね!
次回もお楽しみに!