毎度おなじみ、スマ☆ハピです!
皆さんはラブコメマンガの作品というと何を思い浮かべますか?
色々ありすぎて、迷っちゃいますよね。
今回はそんなラブコメ作品の代表格となりえる勢いを見せている話題作、
『僕の心のヤバイやつ』について紹介していきたいと思います!
私も本当に大好きな作品です!
「僕の心のヤバイやつ」作品情報
作品名:『僕の心のヤバイやつ』(ぼくのこころのヤバイやつ、英題:The Dangers in My Heart)
作者 :桜井のりお
掲載誌:マンガクロス
巻数 :既刊10巻(2024年6月現在)あらすじ
東京都目黒区洗足を舞台に、陰キャの中二病少年・市川京太郎と陽キャの美少女・山田杏奈の2人が織り成す恋模様を描いたラブコメディである。
市川京太郎は中二病を患う中学2年生で、日々殺人の妄想を繰り広げていた。彼は自分と対照的な同級生・山田杏奈から見下されていると思い込んでおり、特に彼女を殺したいと思っていた。
ある日、京太郎は山田が学校に食べ物を持ち込み、図書室で食べているのを目撃する。その後も山田は美少女のイメージとはかけ離れた言動をとり、京太郎はそんな彼女を放っておけなくなるが、その理由が分からず煩悶する。そんな折、体育の授業で山田が負傷するアクシデントが起こる。負傷に涙する山田を見ていた京太郎もいつしか泣いており、自分が山田に恋していることを自覚する。
著者紹介
桜井 のりお(さくらい のりお)は、日本の漫画家。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
埼玉県上尾市出身。
女性。
血液型はA型。
「僕の心のヤバイやつ」の実績
2020年 | みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2020 | 4位 |
2021年 | 次にくるマンガ大賞 2020 | 1位 |
2021年 | みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞 2021 | 1位 |
マンガ大賞2021では見事1位に輝いていますね!
アニメ化前からも注目されている作品で注目されていました。
それでは、「僕の心のヤバイやつ」の魅力について語っていきたいと思います。
若干のネタバレを含む可能性がありますので、ご容赦下さい。
「僕の心のヤバイやつ」のおすすめ
主要登場人物
- 市川京太郎(いちかわ きょうたろう)(陰キャ): 本作の主人公で、中二病が原因で社交的な苦手意識を抱えています。でも意外にも行動力はあり、困っている人を助ける描写もあります。趣味は読書で勉強もできる男子中学生です。
- 山田杏奈(やまだ あんな)(陽キャ): 本作のヒロインであり、スクールカーストの最上位の陽キャ美少女。でも肉食系!天然でマイペースの上、かなりの食い意地があります。校内でのお菓子持ち込みは当たり前です。
キャラクターの魅力
「僕の心のやばいやつ」は、まさに学生時代のキュンキュンした感情が蘇ってくる感覚が味わえるところ。
まず、山田と市川のドキドキした掛け合いが、Goodなポイント!
その二人の絶妙な掛け合いは、まるで漫才かよって突っ込みたくなるような笑いとシリアスな場面での感動のメリハリが絶妙に萌えです。
これを読むと、まるで自分もその場にいるような感覚に陥り、感情移入してしまいます。
いや〜本当に一緒に学園生活送りたい!戻りたい!切実な願い!誰が叶えて!
それはさておき、物語には京太郎の中二病のカッコつけなエッセンスが縦横無尽に何層も何層も織り交ぜられています。
さらに、陰キャ京太郎と陽キャ山田のキャラクターが紡ぐ恋模様は、まるで甘酸っぱいくもあり時には大人びた感じも味わえます。
その絶妙なバランスが読者を引き込んで離さないんだと感じます。
京太郎の自己嫌悪感が山田とのふれあいで変わっていく様子は、まるで我が子を見守っている親の感じです。
この変化の様子に私は自然と何度も何度も繰り返し読んでしまっています。
妙なハイテンションの楽しさが満喫できます!
読むたびに、何度も心の中で輝く瞬間に戻りたいと思うこと、間違いなしです!
そのほかに、小林 ちひろ(こばやし ちひろ)(通称:ばやしこ)・関根 萌子(せきね もえこ)(通称:もえ)・吉田 芹那(よしだ せりな)(通称:にゃあ)など一癖も二癖もある個性豊かな登場人物が「僕の心のヤバイやつ」の面白さとキュンキュンを倍増させます。
アニメ化する程の魅力とは
2024年1月から始まった「僕の心のヤバイやつ」の第2期、もう楽しみましたか?
マンガ・アニメファンとして、私は原作愛を胸に、毎回2人のふれあに夢中になっていました。
もともと「萌えラブコメ」の鏡と言えるほど注目を浴びていたとは思いますが、アニメになってからその魅力がさらに引き立ってきたんじゃないでしょうか。
まず、京太郎という漢らしくもあり愛らしいキャラクター。
私の主観で申し訳ないですが、絶対にヒロイン枠ですやん!!
授業の合間に読書三昧、同級生をちょっと馬鹿にするような行動で、ちょっとクセのある彼ですが、それこそが魅力的な要素をかもし出しています。
京太郎がちょっと風変わりな性格を持ちながらも、学園のヒロイン枠の山田に恋をする展開には、心打たれるものがあります。
自虐的でニヒルな生活を送ってきた京太郎が、戸惑いつつも自分(イケメン)との対話と山田の恋心に向き合っていく姿勢は、胸がキュンとなりますね。
そして、京太郎の愛くるしい一面やかっこいい瞬間に触れるたび、新しい京ちゃんを発見できます。
この作品がただのキュンキュンな恋愛だけでなく、京太郎と山田いう異色で愛らしい二人の魅力に満ちているのが素晴らしいと思うんです。
アニメの映像化によって、これらの要素がより鮮やかに表現され、私たちファンに興奮と感動を届けてくれてました。
京太郎と山田って、似た者同士?
京太郎と山田、まるで正反対の2人がなぜ惹かれ合うのか、それが本作の魅力のひとつ。
山田は容姿端麗でモデルも務め、人気者。でも肉食系!対照的に、京太郎は中二病かつ一人を好んでクラスでは浮いている存在。
これらの相反するキャラが引き合う理由は、実はお互いの「周囲の人たちを気にする性格」が共通点なんだと感じてきます。
二人が抱える自意識過剰な部分が、この恋愛を特別なものにしている読み進めるごとに感じられるはずです。
エピソードを追うごとに、山田の友達に配慮する場面や、京太郎が実はクラスメイトをよく観察している描写など、二人の人柄が魅力的に浮かび上がっています。
小林ちひろ(ばやしこ)・関根 萌子(もえ)とのエピソードや、怪我をした山田を気遣う場面からも、京太郎の遠慮深い一面が垣間見えます。
京太郎と山田、作品最初はお互いに惹かれながらも、なかなか一歩踏み出せない様子はソワソワしていました。
京太郎の山田の印象は高嶺の花で、羨ましい存在である一方で自分には関係ない存在と感じながらも、彼女の人間らしい一面に惹かれ、山田に恋していると自覚していく様子は心温まります。
そして、桜井先生が指摘するように、中学生の初恋は感情の境目が曖昧で、自覚とタイミングがズレているのが魅力の一端とも言えます。
京太郎の中二病は、彼が自分なりの「生きる手段」であり、その奥に潜む優しさが最大の武器。
不器用ながらも、相手を思いやる気持ちが描写からも伝わってきます。
山田もそれを理解し、京太郎の内面に引かれていく。2人の関係は、傷つきながらもお互いを理解し合い、進んでいく様子が、心温まります。
この恋愛物語は、異なるキャラクター同士の共通点である「周囲の人たちを気にする性格」が、ストーリーの重要な要素となっています。
そのおかげで、良いことも悪い方向にも物語が進め様子が楽しめるポイントだと感じます。
京太郎の不器用な優しさが、いい意味で持ち味で、山田の心を引き寄せる力となっています。
読者もその純粋な感情に引き込まれ、二人の成長と絆に胸を打たれること間違いなしです。
京太郎と山田のお互いの感情
物語が進むにつれ、京太郎の人間性に山田もしっかり気づいていきます。
山田は先輩から言い寄られ、モテモテで友達も多く、何の接点もな京太郎との関係ですが、ある出来事をきっかけに京太郎の不器用な優しさに心を開いていきます。
彼女の姿勢や些細な変化が、本当に素敵で、まさに神ヒロインと言えます。でも肉食系!
京太郎は山田のことをしっかりと考え、できる範囲で一生懸命山田の為に頑張っている姿が、善意の押し付けや自己満足ではない真摯な感情見せてくれています。
京太郎の行動一つ一つが、相手を本当に考えたものとして心に突き刺さります。
二人の心の距離が縮まっていく様子は本当にキュンとする瞬間に笑顔を浮かべることができるはずです。
二人の関係にはコミカルな一面もあり、ちょっとエッチはそのバランスが私たち読者を引き込む要因となっています。
京太郎と山田の成長や愛情の深まりが描かれる中で、読者は二人の喜びや困難に共感し、何度も心温まる瞬間を味わうことができます。
物語を通じて感じるキュンとした幸せは、これからも忘れられないものとなりそうです。
まとめ
この物語を読むと、ついつい考えちゃうんです。
私も京太郎のように、相手のことを真剣に考えて優しくできているのかな?
それとも山田のように、相手の心を敏感に感じ取れているのかな?
善意で行動したつもりが逆に迷惑になってしまったり、相手を深く理解せずに誤解してしまうこと現実でもありますよね。
でも、そうした間違いや傷つきながらも、京太郎や山田のように触れ合い時にはぶつかりあいしていくことが大切だと感じます。
最後に、「僕の心のヤバイやつ」にはまだまだこれからも魅力がたくさん広がっていくことでしょう。
山田もまた魅力的なキャラクターでも肉食系!で、脇役たちのエピソードも含めて、多彩な要素が描かれています。
この作品は笑いあり、涙ありの心温まるストーリーで、読者を引き込んでくれます。
アニメも原作も素晴らしい点が盛りだくさんなので、気になった方はどちらも最後まで追いかけてほしいです。
まだまだ、京太郎と山田のキュンキュンする展開は盛り上げていっています。
笑いと感動のバランスが絶妙なこの物語、是非一度読んでみてください。
その価値はあります。
きっと、あなたもその魅力に引き込まれた一人になるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
これからも一緒におもしろい作品を紹介していきますね!
次回もお楽しみに!