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今回は、ムラタコウジさんの人気漫画『高嶺のハナさん』についての感想・レビューです。
『高嶺のハナさん』は、キャリアウーマンとダメ社員という対照的なキャラクター同士の恋愛模様が魅力で、読む人を引き込む要素が満載です。
恋愛に不器用な人々が織りなすストーリーに、クスッと笑えて時に切なく、心温まるエピソードが詰まった本作は、多くの人に楽しんでいただけると思います。
「高嶺のハナさん 」は、見た目が完璧な女性と、彼女に想いを寄せる部下の男性との不器用な恋愛模様を描いた、心温まるラブコメディです。
人間関係や恋愛に不器用な自分を重ね合わせることができる作品で、特に好意を持っている方がいる人や最近人間関係に疲れている人に癒しを与えてくれる作品です。
“以下はネタバレを含む記事になっています。
ネタバレが嫌な方はぜひ、アプリや書店で直接お読みください。”
作品情報
作品名:『『高嶺のハナさん』(たかねのハナさん)
作者 :ムラタ コウジ
出版社:日本文芸社
掲載誌:週刊漫画ゴラク
巻数 :既刊10巻(2024年9月29日現在)
あらすじ
『高嶺のハナさん』は、老舗お菓子メーカー「ミツバチ製菓」に勤める高嶺華が主人公のラブコメディです。華は美人で仕事もできる、まさに「できる女」ですが、実は密かに後輩の弱木強に恋をしています。
そして、恋愛レベルは小学5年生並み!
読んでいて、ハナさん頑張って!と応援したくなるくらいのピュアな感じが尊い。
そんなハナさん、実は後輩で部内一のポンコツダメ社員、弱木強に密かに恋しています。
弱木は華とは対照的に、ちょっと頼りないダメ社員。
でも、華はそんな弱木が気になって仕方がありません。
しかし、仕事ではついつい厳しく接してしまい、うまくいかない日々が続きます。
そんなある日、華は会社の特命プロジェクトのリーダーに抜擢され、弱木をパートナーに選ぶことに。
仕事を通じて距離を縮めようとしますが、心の中での葛藤が続きます。
ついに、華は弱木に想いを伝えますが、弱木からは「まだ自分に自信がない」と告げられます。
それでも、弱木は「いつか華にふさわしい男になる」と約束してくれます。
その後、弱木をめぐるライバルたちが次々と現れ、華の恋の行方はどうなるのか、ドキドキの展開が待っています。
仕事に恋に奮闘する華の姿に、笑いと共感を感じられる物語です。
初めて読む方でも楽しめる、温かくて少し切ないラブストーリーです。
高嶺華さんの魅力と共感
主人公の高嶺華さんは、『ミツバチ製菓』の商品企画部に所属するエース社員です。
彼女の美貌と仕事のスキルは社内外で高く評価されていて、多くの男性社員から憧れの存在とされています。
でも、そのクールな外見とは裏腹に、恋愛に関しては非常に不器用です。
そのうえ、脳内妄想が可愛らしくてキュートな一面が見られます。
ハナさんは、好きな弱木くんに対してついつい厳しく当たってしまうことがあります。
子供の頃って、好きな人についついイジワルしちゃったり、そっけない態度とったりしてましたよね。
例えば、弱木が何か失敗するたびに彼を叱りつけますが、実際には彼のことが気になって仕方ない様子が毎回描かれています。
そんな自分の態度を後悔して、後で一人で泣いてしまうという描写が、彼女のピュアさが現れています。
さらに、ハナさんは恋愛に対して時折、積極的にアプローチをかけようとしますが、相手の弱木くんが鈍感で、なかなか進展しません。
そんな空回りする姿がコミカルで、誰しもが感じたことのある「片思い」の切なさが詰まって共感が持てますよ。
恋愛に対する不器用さや、好きな人の前でうまく気持ちを伝えられないもどかしさがリアルに感じられます。特に、仕事に熱心でありながら恋愛には自信が持てない方にはハナさんに同調できると思います。
弱木強の魅力
弱木は、ミツバチ製菓の商品企画部に所属するものの、仕事ではなかなか成果を出せないポンコツ社員です。弱木は自分ができるようになりたいと願い、日々努力しているものの、その努力が報われることは少なく、いつもハナさんや同僚に迷惑をかけてしまいます。
なぜかいつも企画書の”お菓子タイトルや内容”が絶妙にズレています。
そんな弱木くんの魅力は、その純朴さにあります。
弱木は、華が自分に恋していることにはまったく気づかず、ただひたすらに彼女のことを尊敬しているというのが、物語のキーとなっています。
弱木の一途な姿勢と、それに気づかない鈍感さが、コミカルな笑いをもたらしてくれる一方で、彼が少しずつ成長していく姿にも今後が期待されます。
クセのある恋のライバルたち
物語が進むにつれて、弱木に恋心を抱く他のキャラクターも登場します。
天井苺や更田元気というキャラクターが、それぞれ個性が強めで作品にいい味わいを与えてくれています。
特に天井苺は、可愛らしい外見と、それに見合わない大胆な行動で弱木くんにアプローチしハナさんの妨害をしますが、うまくいかない様子が物語を面白くしてくれています。
ハナさん・弱木くん二人の恋模様に加えて、登場してくる曲者揃いのライバルたちの存在がいやらしくもありながら、ドキドキさせてくれています。
高嶺の花さんがオススメの人!
この作品は、恋愛に悩んでいるすべての女性にオススメです。
仕事に追われ、恋愛を後回しにしている人や、好きな人に素直になれない不器用な女性が共感できる内容です。
終わりに
【この本を読んで面白いと思った3つのこと】
『高嶺のハナさん』は、恋愛に不器用なキャラクターたちが織りなすハートフルなストーリーとなっています。
仕事では完璧なのに、恋愛ではうまくいかない高嶺華の葛藤や、そんな彼女に気づかない弱木の鈍感さが、笑いと切なさを同時に楽しめる一冊です。
今後も、彼らの関係がどのように進展していくのか、ますます目が離せません。
このマンガは、恋愛に対して不器用な方や、仕事と恋愛の両立に悩む方に特におすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今後も素敵な、おすすめ漫画を紹介していきますね!
次回もお楽しみに!