毎度おなじみ、スマ☆ハピです!
唐突ですが、今アドセンスの申請をしています。
AsSenseコードをブログ(WordPress)に貼り付けまでしているんですが…。
Googleアドセンスの「サイト」を見ると、承認状況が「準備中」、
ads.txtのステータスが「不明」となってるんです。
めっちゃ気になります。
なので、今回はads.txtついて探っていきたいと思います!
そもそも、ads.txtとは何ですか?
ads.txt(アズテキストと読むそうです。)(Authorized Digital Sellers)
インターネット広告業界でよく使われるファイル形式です。
簡単に言えば、不正に許可なくサイトの広告を販売することを防止することを目的として定められた、ウェブサイトのフォルダに置かれるテキストファイルです。
具体的には、各広告を販売する人(例えば、広告ネットワークや広告主)のウェブサイトの名前や識別番号が書かれています。
そうすることで、広告主や広告ネットワークは、自分の広告を正規の人(たとえば、公式の広告ネットワークや広告代理店)を通じてのみ売ることができます。
これによって、不正な広告の販売や不正な広告の表示を防ぐことができます。
広告主や広告ネットワークは、定期的に各ウェブサイトのads.txtファイルをチェックして、正規の販売者のリストを更新する必要があります。
不正な広告の取引や広告の詐欺を減らし、デジタル広告市場の透明性と信頼性を高めることが期待されています。
ads.txtの役割って何?
ads.txt(Authorized Digital Sellers)は、インターネット広告業界で重要な役割を果たしています。
その目的を以下に解説します。
- 透明性の向上:
広告主や広告ネットワークが特定のウェブサイトにおいて、どの販売者が正当な広告を管理しているかを簡単に確認できるようにします。これによって、広告主は信頼できる広告を選択するのが容易になります。 - 不正な広告取引の防止:
不正な販売者が不正な広告を提供することを防ぎます。ads.txtにリストされていない販売者からの広告取引は、おそらく不正なものであり、広告主や広告ネットワークはそれらを避けることができます。 - 広告詐欺の防止:
不正な広告詐欺を減らし、正当な広告の取引を促進します。ads.txtは広告の透明性を高め、広告主や広告ネットワークが本物の広告を購入することを支援しています。 - 広告市場の信頼性の向上:
透明性と信頼性の高い広告取引が行われることで、デジタル広告業界全体の信頼性が向上します。これは、健全な広告市場の構築に役立ちます。
簡単に言えば、ads.txtはインターネット広告の取引を透明かつ信頼性の高いものにするための重要なツールです。
ads.txt設置したらのどんな働きをするの?
ads.txtをウェブサイトのルートディレクトリに設置すると、以下のようなプロセスが自動化します。
- 正当な販売者のリストの提供:
ads.txtファイルには、そのウェブサイトで広告を販売する正当な販売者(広告ネットワーク、広告主、代理店など)のリストが書かれています。これにより、広告主や広告ネットワークは信頼できる販売者を見つけ、安心して広告を購入できます。 - 不正な広告インベントリの防止:
ads.txtを設置することで、偽の広告インベントリを提供する不正な販売者を防ぎます。ads.txtにリストされていない販売者からの広告取引を避けることで、広告主や広告ネットワークは安全に広告を選択できます。 - 広告詐欺の抑制:
ads.txtは広告詐欺を減らし、正当な広告インベントリの取引を促進します。正当な販売者のみが広告を販売できるため、広告主や広告ネットワークは信頼性の高い広告を確保できます。 - デジタル広告市場の信頼性向上:
ads.txtを設置することで、デジタル広告市場全体の信頼性が向上します。信頼性の高い広告取引が行われることで、広告主や広告ネットワークの信頼性が向上し、デジタル広告市場全体の健全性が促進されます。
ads.txtの設置によって広告取引の透明性と信頼性が向上し、不正な広告取引や広告詐欺が抑制されますね。
ads.txtとapp-ads.txt似たようなのがあるけど 、違いはあるの?
ads.txtとapp-ads.txtは、それぞれウェブサイトとモバイルアプリ向けのデジタル広告インベントリの認証に使用されるファイル形式です。
主な違いは、それぞれがウェブサイトとモバイルアプリ向けに設計されていることみたいですね。
以下で、ads.txtとapp-ads.txtの違いを見ましょう。
- 対象プラットフォーム:
- ads.txtはウェブサイト向けに設計されており、ウェブページ上のデジタル広告インベントリの認証に使用されます。
- app-ads.txtはモバイルアプリ向けに設計されており、モバイルアプリ内のデジタル広告インベントリの認証に使用されます。
- フォーマットの違い:
- ads.txtは、ウェブサイトのルートディレクトリに配置されるテキストファイルです。各行には広告インベントリの販売者とその識別子が記載されています。
- app-ads.txtもテキストファイルであり、アプリストアの開発者ページに配置されます。各行にはモバイルアプリの広告インベントリの販売者とその識別子が記載されますが、フォーマットはわずかに異なる場合があります。
- 識別子の違い:
- ads.txtでは、広告インベントリの販売者を識別するためにドメイン名と識別子が使用されます。
- app-ads.txtでは、アプリストア内での広告インベントリの販売者を識別するためにApp Store IDまたはGoogle Play Store IDが使用されます。
- コンプライアンスの違い:
- ads.txtは、Interactive Advertising Bureau(IAB)の仕様に基づいています。
【IABとは、ネット広告業界団体の略称でアメリカ(ニューヨーク)に本部があります。】 - app-ads.txtもIABの仕様に基づいており、モバイルアプリ向けの広告インベントリの認証を規定していますが、ウェブサイト向けのads.txtとは異なる仕様となっています。
- ads.txtは、Interactive Advertising Bureau(IAB)の仕様に基づいています。
ads.txtとapp-ads.txtはそれぞれウェブサイトとモバイルアプリ向けのデジタル広告インベントリの認証に使用されるファイル形式であり、その違いは対象プラットフォームや識別子の形式です。
ではでは、そのads.txtの作成・設置方法は?
ads.txtファイルを作成して設置する手順は以下に記載します。
テキストエディタを開く:
コンピューターにあるテキストエディタ(Notepad(Windows)、TextEdit(Mac)など)を開きます。
ds.txtファイルを作成:
テキストエディタで新しいファイルを作成し、「ads.txt」という名前で保存します。
正当な販売者をリストアップ:
ads.txtファイルには、ウェブサイトの広告を正当に販売する販売者(ご自身、広告ネットワーク、広告主、代理店など)のリストを書きます。
それぞれの販売者ごとに、以下の形式で記述します:
販売者ドメイン, 販売者識別子, アクセス種別, リレーションシップ
例
example.com, pub-1234567890123456, DIRECT, RESELLER
- 販売者ドメイン: ご自身のウェブサイトのドメイン名。
- 販売者識別子: ご自身のIDや識別子。
- アクセス種別: 販売者へのアクセスの方法。
通常は”DIRECT”(直接)または”RESELLER”(転売業者)です。 - リレーションシップ: 販売者との関係性。通常は”DIRECT”または”RESELLER”です。
保存とウェブサイトへのアップロード:
ads.txtファイルを保存し、ウェブサイトのルートディレクトリにアップロードします。
通常、ウェブサイトのファイルマネージャーやFTPクライアントを使ってアップロードします。
検証:
ads.txtファイルが正しく設置されたか確認するために、ウェブブラウザで「http://yourwebsite.com/ads.txt」(yourwebsite.comの部分を自分のウェブサイトのドメインに置き換える)を開いてファイルにアクセスし、内容を確認します。正常に設置されていれば、ads.txtファイルの内容が表示されます。
以上で、ウェブサイトにads.txtファイルが正常に設置されます。
定期的にこのファイルを更新して、正当な販売者のリストを維持することが重要ですよ。
ads.txtをWordPressに設置する方法は?
テキストエディタでads.txtファイルを作成:
まず、お使いのテキストエディタ(Notepad(Windows)やTextEdit(Mac)で新しいテキストファイルを開き、ads.txtという名前で保存します。
正当な販売者の情報を入力:
ads.txtファイルに、ウェブサイトの広告インベントリを正当に販売する販売者(広告ネットワーク、広告主、代理店など)の情報を入力します。各販売者ごとに1行ずつ入力します。
ファイルの保存:
ads.txtファイルを保存し、コンピュータにダウンロードします。
WordPressの管理画面にログイン:
WordPressの管理画面にログインします。
ファイルをアップロードする:
WordPressの管理画面で「メディア」→「新規追加」を選択し、ads.txtファイルをアップロードします。
アップロードが完了したら、ファイルのURLをコピーしてください。
ファイルのパスを確認:
WordPressのルートディレクトリにアップロードされたads.txtファイルのパスを確認します。
通常、WordPressの場合は「/wp-content/uploads/」ディレクトリ内にアップロードされます。
サーバーにファイルを配置する:
FTPまたはファイルマネージャーを使用して、サーバーにアクセスし、WordPressのインストールディレクトリ内の「wp-content/uploads/」ディレクトリにads.txtファイルをアップロードします。
確認:
ウェブブラウザで「http://yourwebsite.com/ads.txt」(yourwebsite.comの部分をWordPressサイトのドメインに置き換える)にアクセスして、ads.txtファイルが正常にアクセスできるか確認します。
これで、WordPressサイトにads.txtファイルを設置しました。
こちらも定期的にこのファイルを更新して、正当な販売者のリストを維持することが重要ですよ。
まとめ
Adsenseの審査について不安な気持ちになることはありますよね。
特に、「ads.txtのステータス 不明」という表示が出ると、ますます心配になります。
しかし、実際に試してみると、解決策が思いの外簡単だったりします。
気長に待つことも大切ですが、不安を感じる必要はありません。
Adsenseの審査で「不明」の表示が解消されるまでには、1か月以上かかることもあるかもしれません。
でも、その間も焦らず、落ち着いて待ちましょうね。
Xサーバー以外の方も、同様の機能を探してみて下さいね。
もし心配な場合は、サポートチームに相談してみることをおすすめします。
最後に、Adsenseの審査が通ることを願うのみ。
焦らず、落ち着いて待ちましょう。
皆さんの合格を祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
これからも一緒に成長し、共に学んでいきましょうね!
次回もお楽しみに!