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【足つきが悪いバイクは危険?】ライダーが誤解しやすい“足つき性”の真実

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スマ☆ハピ
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毎度おなじみ、スマ☆ハピです!
当ブログに来ていだだきありがとうございます!

足が届かないバイクは危ない?
そんな不安を感じたことはありませんか?

この記事では、足つき性に関する誤解や、足が届かなくても安全に乗るためのコツをやさしく解説します。
小柄な女性ライダーの実例や、失敗しないローダウンのポイントも紹介しています。

足つき性が不安…本当に“危険”なの?

ガラス画像

足つき性が悪いからといって、必ずしもバイクが「危険」になるとは限りません。

たしかに、停止時にしっかり足が地面につかないと不安になりますよね。
ですが、それはあくまで「慣れていない」段階での話です。

実際には、足つきよりもバイクの重心の取り方や、停止時の姿勢、停車の場所などの方が転倒防止にはずっと重要です。

むしろ大切なのは、バイクの重心バランスをとる感覚や、停車時の姿勢、停まる場所の選び方など。
それらを意識することで、足がつきにくくても安定した停車が可能になります。

たとえば、150cm台の小柄な女性ライダーが、大型バイクに乗りこなしている姿を見かけたことはありませんか?
片足のつま先だけでバランスをとりながら、安全に扱っている方も多いんですよ。

「足が届かない=危険」と考えるのではなく、技術や工夫でカバーできることを知れば、もっと自由にバイクを選べるようになりますよ。

足つき性が重視される理由と、そこに潜む誤解とは?

バイク女子

足つき性が注目されるのは、やはり「安心感」が大きな理由です。
両足がしっかり地面につくと、停止時にバイクを支えやすくなりますし、転倒の不安も減ります。

特に初心者や女性ライダーにとっては、「足がつく=安心して乗れる」と感じるものですよね。

ですが、ここにひとつ大きな誤解があるのです。
それは「足が完全につかないと危ない」という思い込み。

実際には、片足のつま先がつけば十分にバランスをとれる場合も多く、むしろ無理に両足をつこうとして体勢を崩すほうが危険です。

さらに、足つきばかりにこだわると、バイク選びの幅が狭くなってしまいます。
本当は性能もデザインも自分に合っている好きなバイクを「足が届かないから」と諦めるのは、ちょっともったいないですよね。

足つき性はもちろん大切ですが、それだけにとらわれすぎず、全体のバランスや扱いやすさで判断する視点も大切です。

実際の転倒リスクは?足つき性よりも大事なバイクの操作スキル

motorcycle画像

バイクの転倒リスクを減らすには、「足が届くかどうか」よりも、「どう操作するか」がもっと重要です。

たとえば、停車時のブレーキ操作や、坂道でのクラッチワーク、Uターン時の重心のかけ方。
これらのスキルがしっかりしていれば、たとえ足が両足ベッタリでなくても、安全に走ることができます。

バイクは動き出してしまえば、足の長さよりも操作の正確さが問われます。
停止の瞬間だけが心配だからといって足つき性だけを重視すると、逆に基本スキルが育ちにくくなることも…。

実際、教習所では「片足停車」を基本としています。
これは、足つきが悪くても安全に停まれるようにするための技術です。

「足つきに頼らない乗り方」を意識すれば、転倒リスクを減らしつつ、どんなバイクにも挑戦できる自信につながりますよ。

足つきが悪くても安心して乗るための3つのコツ

バイクと空画像

足が地面に届かない不安は、ちょっとしたコツでカバーできます。
ここでは、実際に多くのライダーが使っている3つの工夫を紹介します。

① 片足停車の練習
教習所では「片足停車」が基本です。
たとえば、片足で支えることができれば、シート高が780mm〜800mm程度でも乗車可能な方が増えています


② 停車位置の見極め
信号待ちでの転倒の約65%が「足をついた地面が不安定だった」という例もあります。
地面の形状や状態をよく見るクセをつけましょう。


③ サイドスタンドの活用
傾いた場所でも、サイドスタンドが使えれば安定して降車できます。
慣れれば立ちゴケ率は大きく減ります(経験者比で約40%減との声も)。

足つき性だけに頼らず、テクニックと判断力で安全に楽しんでくださいね。

ローダウンの落とし穴と、自分に合った判断のポイント

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足つきを改善したいと思った時、多くの方が「ローダウン」を検討されます。
実際、シート高を20〜30mm下げることで、足が地面につきやすくなる効果が期待できます。
でもでも、ここにはいくつかの注意点があるんです。

気をつけたいポイント

旋回性能の低下
ローダウンすると重心が下がり、直進安定性は増しますが、コーナーでバイクが曲がりにくくなることもあります。

乗り心地の悪化
ストローク(サスペンションの可動範囲)が減少し、衝撃吸収力が低下。
路面の凹凸に対して、ガツンとした衝撃を感じやすくなる傾向があります。

ローダウン量と影響の関係
20mm程度の軽度なローダウンなら、見た目や操作性への影響は少ないとされますが、30〜40mmを超えるとバイクのバランスやギア比、スタンドの長さなどにも配慮が必要になります。

リアのみ調整した場合のリスク
リアだけを短くすると前後の荷重バランスが崩れ、フロントタイヤのグリップが低下。
カーブでスリップしやすくなり、転倒の可能性も高まります。

自分に合った判断のポイント

◎ 20mm程度までの調整は安全圏
多くの中立的な調整キットやトップメーカーの推奨値でも、20mm前後がバランスを保ちやすい範囲です。

◎ フロントフォークの突き出し調整とセットで考える
リアを20〜30mm下げるなら、フロントフォークも同程度(実際には角度によって約25mm程度)が理想。前後のバランスを保つことで、直進や旋回時の違和感を抑えられます。

◎ 試乗と微調整が必須
ローダウン後、プリロード・ダンピング・スタンド長の調整を行ってから必ず試乗して違和感の有無を確認してください。
初回セッティング後の調整で、安全性と乗り心地を両立できます。

シート高を20mm程度下げるローダウンは、多くの方にとって足つき性改善とバランスの両立が見込める範囲です。

しかし、30mm以上の大幅なローダウンになると、ハンドリングや乗り心地に影響が出てくる可能性があるため、実施前には専門ショップでの相談や、試乗・調整をしっかり行うことをおすすめします。
最も重要なのは、「足が届くこと」よりも、「安心して扱えること」ですので、ご自身に合った判断を大切にしてくださいね。

まとめ

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足つき性が悪いからといって、バイクが危険になるわけではありませんよ。

確かに「両足が地面につくこと」は安心感につながりますが、それだけにとらわれるのは少しもったいない考え方です。

足つきよりも、操作スキルや停車の工夫、姿勢のとり方の方が転倒防止には効果的です。
また、足が届かなくても安全に乗るためのテクニックや対処法もたくさんあります。

そして、ローダウンなどの対策も万能ではないことを理解して、自分に合った判断を大切にしましょう。

足つき性の不安を乗り越えた先には、もっと自由で楽しいバイクライフが待っています!

スマ☆ハピ
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