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初めての信号待ちでエンスト…焦った経験はありませんか?
今回の記事では、具体的対策と原因を、分かりやすく解説します。
そもそもエンストとは?

エンストとは、「エンジンストール(Engine Stall)」の略で、走行中や停車時にエンジンが意図せず止まってしまう現象のことです。
バイクでは発進時や低速走行中に起こりやすく、クラッチやアクセルのタイミングが合わなかったり、回転数不足が原因になります。
主な原因は次のとおりです。
- クラッチを急につなぎすぎる
- アクセルを開ける量が少ない
- ギアと速度が合っていない
- 燃料系やキャブレターの不調(整備が必要)
初心者のうちは操作ミスがほとんどですが、慣れたライダーでも坂道や雨の日、荷物が多いときに起こることがあります。
なぜエンストが怖く感じるのか

エンスト(エンジンが急に止まる現象)が怖く感じるのは、とても自然なことです。
特にバイク初心者の約7割が、免許を取って最初の1か月以内にエンストを経験しています。
問題は、その瞬間にどうすればいいか分からず、焦ってしまうこと。発進時に手や足に余計な力が入り、最悪の場合、転倒や事故につながります。
例えば、青信号になった瞬間に交差点の真ん中でエンストすると、後ろからクラクションが鳴り、頭が真っ白になる…そんな経験はありませんか?
しかし、事前に原因と対策を知っていれば、この不安は半分以下に減らせます。
エンストが起きたときの気持ちと対処法

急にエンジンが止まったら…
発進しようとした瞬間、プスンとエンジンが止まってしまう。
後ろから車が近づいてきて、クラクションが鳴ったら、心臓がドキッとして頭が真っ白になりますよね。
でも大丈夫。まずは落ち着くことが一番大切です。
心を落ち着ける3ステップ
- 深呼吸をひとつ
あわてると余計に操作が乱れます。ハンドルを握ったまま、息を整えましょう。 - ニュートラルに入れる
ギアが入ったままだと再始動できません。必ずニュートラルに。 - セルボタンで再始動
クラッチを握ってセルを押し、エンジンをかけ直します。
もし後続車が迫っているときは
安全のため、バイクをできるだけ道路の端や安全な場所に移動させてから再始動しましょう。
慌てずに、「後続車が通り過ぎてから発進」するだけでも、心の余裕が生まれます。
💡 ポイント
エンストは恥ずかしいことでも、失敗でもありません。
ライダーなら一度は経験する“通過点”です。
その瞬間をうまくやり過ごせれば、不安は少しずつ減っていきます。
エンストが起きやすいシーンと理由

発進直後
クラッチを一気につなぐと回転数が落ちて止まりやすくなります。
信号待ちからの発進
周囲の車の動きに焦り、アクセルが足りなくなることがあります。
坂道発進
後ろに下がる不安から操作がぎこちなくなりやすいです。
エンストを減らすコツ

1. 発進時は“ゆっくりクラッチ”
クラッチは急につなぐとエンジンが止まりやすくなります。
「半クラッチ」(クラッチを半分だけつないだ状態)を意識して、アクセルと同時にゆっくりつなぐのがコツです。
2. アクセルは少し多めに
発進直後は、アクセルを少し多めに回すことで回転数が安定します。
最初はエンジン音が大きく感じても、怖がらずに少し多めを意識しましょう。
3. ギアと速度のバランスを覚える
低いギアのまま速度を出そうとすると、エンジンが苦しくなります。
逆に高いギアでゆっくり走るのもエンストの原因です。
走りながら「この速度ならこのギア」という感覚を身につけると安心です。
シーン別エンスト対策

坂道発進のとき
- 坂ではバイクが後ろに下がりやすく、焦ってエンストしやすいです。
- ブレーキをかけながら半クラッチを作り、アクセルを回してからブレーキを離すとスムーズに発進できます。
雨の日
- 雨で路面が滑りやすいと、アクセル操作が慎重になりすぎて回転数不足に。
- いつもよりほんの少し多めにアクセルを回し、安定した回転数を保ちましょう。
重い荷物を積んでいるとき
- 重さで加速が鈍くなり、回転数が落ちやすくなります。
- 発進時はアクセル多め、半クラッチ長めを意識すると安心です。
💡 覚えておきたいこと
エンストのコツは「余裕を持った操作」と「自分のペース」です。
周りの車やバイクの動きに合わせようとすると焦りやすいので、まずは自分が落ち着いて発進できるタイミングを大切にしましょう
対策その1〜3「事前準備・日常点検・発進手順」

エンストを防ぐためには、準備と習慣が大切です。
1.事前準備
信号や渋滞ポイントなど、発進する場所を事前に意識しましょう。
急発進の必要がない場所を選べば安心です。
2.日常点検(毎日1分でOK)
・エンジンオイルの量
・アイドリング回転数が1,000〜1,300回転になっているか
・クラッチの握り幅(遊び)が10〜20ミリあるか
・スロットル(アクセル)の反応に違和感がないか
3.発進手順(3秒を意識)
・エンジン始動 → ギアを1速に入れる
・クラッチをゆっくり半分戻す(1秒)
・アクセルを少し回して2,500回転をキープ(1秒)
・さらにクラッチをつなぎながら走り出す(1秒)
これを毎回同じように行えば、手が自然に動くようになりますよ。
まとめとエール

エンストは、どんなライダーにも一度は訪れる“通過点”です。
大切なのは、「どうして止まったのか」を知り、同じ状況で少しずつ改善していくこと。
焦らず、落ち着いて、
「半クラッチ」「アクセル多め」「自分のタイミング」
この3つを意識するだけで、エンストはぐっと減らせます。
失敗は、次にうまくいくための練習のひとつ。
だから、エンストした日も笑顔でヘルメットを脱いでください。
それは、あなたがライダーとして成長している証拠です。
バイクは、乗れば乗るほどあなたの“相棒”になります。
今日の一歩が、明日のもっと自由なツーリングにつながりますよ。

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